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アトリエ「片栗研究所」

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Blue Mondayの考察

こんばんは、片栗粉です。
新作を公開して早1週間
さまざまなご感想をいただけて、鼻からの二酸化炭素放出量がいつもの二倍増しです
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ありがとうございます!

彼女が何から逃げているのか、何のために走っているのか、せっかくいろんなご意見をいただけたので、
あえて僕が「正解はコレだ!」なんてことはしませんが、

おおよそ皆さんの見解で正解だと思います!
o(^▽^)o


なかには、僕自身も意図しなかった深い部分までも研究してくださった方がいらっしゃいましたので、記事のつづきにてご紹介させていただきます。
(。-_-。)


意図した点で、あまり触れられていなかった点が一つあったので少々ご紹介しますと、
最初、東新宿の伊勢丹前からスタートした彼女は、一気に西新宿の都庁付近へと文字通り「ジャンプ」します。

新宿を東西で割っているのは、JR線です。
西へと逃避をつづける彼女は、その一線を超越し、その先へと向かった訳ですね。

最初のイメージでは、「日付がかわる」とか、そういったイメージだったんですが、
皆さんのご意見を聞いていると、もしかしたら彼女は、逃避しているものから逃げ切ったのかもしれないな。なんて思えました。

まさに「時をかける少女」です。
237 :Now_loading...774KB:2013/03/21(木) 19:27:58.56 ID:IZsjjpb1
・Blue Monday 
ttp://www.youtube.com/watch?v=64H9jcZpmWQ 

>途中、東新宿から西新宿へと移り変わります。 
>彼女はいったい何から逃げているのか、ぜひぜひご意見聞かせてください。 

>走れよ乙女。誰もそれからは逃げられない。それは東の果てからやってきて、僕らの頭上をかすめていく。 

都会的。それも大人的。清潔で、シック。 

そう思えたのはお洒落な画と音楽の為かな。 
写真を使うと2Dというか平べったくなりがちだけど、絵の少女の手前にも人物が入れられたことで、立体的な息吹を感じられた。 

そして音楽。この何処か陽気でオリエンタル(?)な音楽は本当に洒落ていて、初見での印象を決定づけているように思う。オシャレ。 
何気に走る足の動きや背景のスクロールと同期している? 一体感がある。 
音楽がプツンと切れるのには初め違和感があったけど、テーマを考えるとこの断絶感は味になっている。突然、断ち切られる理不尽さ。 

大人的。清潔でシック。なのは意図された印象だったのだろうか。 
表情や動きに、疲労感や焦りが、ノっていない。全力疾走というより、軽やかなランニングのように見えた。 
でも、それはそれで何処か遠くから見つめる視点(神の目線というか)のような、そんな立ち位置から見れたので、意外といいかも。 

中盤での階段を飛び降りる箇所、メインとなる走りが自然なだけにやや丁寧さに欠ける部分もあったけど、 
こういう挑戦心、個人的には大好き。こぢんまりとまとまっていないというか、何だろなー、ダイナミズムがあって好感。 

コメントもいいっすね。過度にネタばらししないで、でも推理とワクワクを煽る名コメントだと思う。 
余りにもいいのでコピペしてしまいました。 

何から逃げてるんだろう? 時間ってのはわかるし、タイトルからある程度は推測できるのだけど。 
でも、それ以上に、一生懸命走れなくなること、老いとか青春の終わりかな。もしかしたら死かなとも妄想は膨らむ。 
そういう部分も含め、色々と楽しませてくれた作品でした。 
15秒作品なのに一晩考えてしまった。それだけわたしが馬鹿だってことだけど。 

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