夜に口笛を吹く Category:Text Date:2014年09月13日 視覚の効かない夜は、おのずと耳が敏感になる。 こうやって狭い部屋でも、ふと耳を澄ませば、最終列車が踏切を通過する音、帰路につく夫婦の笑い声。 音はそこに何かあることを証明しながら、マッハ1のスピードで光りながら飛んで行く。 ここにいる。 ここにいる。 そして、時代と共に音は生まれ、死んで行く。 今作ってる作品は主人公と、まだ見ぬ声の主とのお話。 FRENZ2014にて公開予定です。 http://frenz.jp [0回]PR